運動神経刺激による筋収縮(カエル)

閲覧数16,169
ダウンロード数28
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    運動神経による骨格筋の支配様式を理解するとともに,骨格筋の収縮の性質について学ぶ.

    *骨格筋…全身の骨に付着し,脳脊髄神経の支配を受けて随意的な収縮を行う.筋は骨格筋線維の束より成る.線維の内部を満たす筋原線維には,暗く見えるA帯と,明るく見えるI帯とが交互に並んでいる.A帯にはミオシンから成るAフィラメントが,I帯にはアクチンから成るIフィラメントが並んでいる.

    *筋収縮…筋収縮に用いられるエネルギーは,すべてATPから供給される.筋肉中のATP量は,筋収縮に伴って分解されてもクレアチンリン酸の分解,好気呼吸や解糖になどによって直ちに再合成されるので,常に一定量保たれている.しかし,解糖の過程で乳酸が蓄積すると,筋は疲労して収縮しなくなる.生成した乳酸の一部は,ATPを用いてグリコーゲンに再合成される(図1).

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    運動神経刺激による筋収縮(カエル)
                     
                     
                     実習年月日 2002.7.18 13:20~16:30 (気温 25.5℃)
    1.目的
      運動神経による骨格筋の支配様式を理解するとともに,骨格筋の収縮の性質について学ぶ.
    2.方法
    2.1〈対象〉食用ガエルの坐骨神経と腓腹筋
    2.2〈手順〉①カエルの神経標本を作成した.
          ②骨を固定し,坐骨神経を刺激電極の上に乗せ,次の項目について測定した.
          (1)刺激電圧を少しずつ増加させ,単収縮の閾値及び最大刺激強度を調べた.
          (2)最大刺激で刺激頻度(2~3秒間)を変え,単収縮,加重,不完全強縮,完全強縮を記録した.
          (3)最大刺激で,刺激頻度2Hzの刺激を長時間行い,収縮高を観察した.また,筋が収縮しなくなったらしばらく刺激を休止し,再開したときの様子を観察した.
    *骨格筋…全身の骨に付着し,脳脊髄神経の支配を受けて随意的な収縮を行う.筋は骨格筋線維の束より成る.線維の内部を満たす筋原線維には,暗く見える...

    コメント3件

    arafuta 購入
    強縮が起こるとなぜ単収縮より張力が大きくなるのかの考察がほしかった
    2005/11/11 3:51 (19年前)

    cathy0812 購入
    もう少し具体的な内容がほしかった。
    2005/11/27 3:36 (19年前)

    fujiko4120 購入
    思っていたより内容が具体的じゃなかった。。。
    2006/11/26 13:12 (18年前)

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。