精神保健 子どもの心がつまずきを見せたときの保育者としての態度と方針を述べなさい。
子どもは発達途上の存在であり、時として様々な困難や問題に出くわし、それを乗り越えながら成長を遂げていく。その過程で子どもが心につまずきを見せたとき、私は保育者としてどの様な姿勢で子どもと向き合い、どの様に支えていくべきであるか、その対応について理解しておかなければならないと思いこの設題を選んだ。
子ども達の様々な心の問題を考える上で、理解しておかなければならないことは、心の病気の大まかな原因が心身の発達の障害が主な要因であるのか、心理的要因が大きな要素であるのかを分けて考えることである。
心のつまずきの症状は、大人の様に分類しにくく①大人の神経症(ノイローゼ)に近いもの②癖や行動として表れる神経症様症状③乳幼児期によく現れる身体の問題(心身症)との3つのグル―プに分けることは出来るが、分類いする次元も曖昧で一般的且つ正確な分類といえるものではない。また一見では判断しにくく奥深いものであると考えられる。
先ず、子どものつまずきに対する保育者としての態度について以下に述べていきたい。
心のつまず...