■第1課題 第1設題 A評価
昭和26年12月法律第285号で公布された「博物館法」は、何を目的として公布された法律であるか、その歴史的なことを踏まえて述べよ。
■第2課題 第1設題 A評価
博物館の機能について論述し、あなたなりの意見をそえて述べよ。
■試験対策 A評価
論述の対策文 全2問
※経年による傾向の変化は自身で確認のこと
■参考文献
『博物館学Ⅰ 博物館概論』椎名仙卓 聖徳大学通信教育部 2002年4月1日
『博物館機能論』加藤有次 雄山閣出版 2000年6月
■備考
資料は試験対策の内容を確認いただくため「試験対策→第1課題→第2課題」の順に記載。
■試験対策
【問1】博物館の4大機能を述べよ。
(1)①資料の収集機能
(2)博物館の設置目的に従い、体系的に資料収集を行う機能。
(3)収集資料は博物館の骨格を形成する。
(4)また、収集資料の増加は博物館の発展を示す指標である。
(5)収集方法には、寄贈・委託・購入・採集・発掘・交換・借入・製作などがある。
(6)②資料の整理保管機能
(7)整理とは、収集した「もの」に資料的価値をつけ博物館の情報媒体とする機能だ。
(8)目録表の作成などがこれにあたる。
(9)保管とは、収集資料をできる限り良質の状態で保つ機能だ。
(10)適温・適湿・空調・防盗・防塵・防火・防震・防虫・防菌・防触・防腐・退色・採光などに留意する必要がある。
(11)③調査研究機能
(12)資料をもとに様々な調査研究を行う機能であり、内容により「資料の専門的研究」「資料の保存科学的研究」「博物館学的研究」の3つに分けられる。
(13)専門的研究は、博物館が資料のもつ情報の多面的な価値や意義を伝達することに役立つ。
(14)保存科学的研究は、資料を半永久的に保管保存していくという博物館の責務を果たすことに役立つ。
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